がん/肺炎等Info 4
■がんとその予防
癌に関しては、
１．ウィルス性
２．細菌性
３．遺伝性
４．生活習慣病との関連
の場合は、ある程度の予防とコントロールが可能です
１．ウィルスが原因となりうる癌
①パピローマウイルス→子宮頸がん（一部上咽頭がん含む）
＊ワクチン必須です。
＊オーストラリアなど一部先進国で、男性向けパピローマウィルスワクチンも推奨されています。
（わが国でも一部施設で行われています）
②Ｂ型肝炎ウィルス→肝臓がん
＊Ｂ型肝炎ワクチンは、幼児で義務化されています。
＊成人でもワクチンを受けられます→調べてみてください。
＊Ｃ型肝炎の場合はほとんど治ります。
③ＡＴＬウィルス→成人Ｔ細胞白血病
＊保有者との性的接触には留意が必要です。
＊出産時の母子感染が亡くなれば減少するでしょう。
④ＥＢウィルス→上咽頭がん
＊中国南部など東アジア一部で保有率が高いです。
２．細菌が原因となりうる癌
①ピロリ菌→胃癌
＊保菌者は、抗生物質で除菌できる治療を受けましょう。
３．遺伝性
＊非常に多いです。
＊遺伝子を詳しく調べる検査が続々出てきています。
（ネットで完結できるものもあります！）
４．生活習慣関連
①たばこ
＊言うまでもありません。
＊自由診療の禁煙ページをご覧ください。
②メタボ→大腸がんなど
＊減量、減塩が大事です。
＊各種ページをご覧ください
■肺炎とその予防
肺炎のほとんどは肺炎球菌です。
現在これにはワクチンがあり、予防できます。
特に13価ワクチンは、生涯免疫とされています。
現在、幼児には義務付けられており、将来、肺炎で死亡する人は大幅に減少すると思われます。
65歳以上の23価ワクチンも有効ですので、対象の方は、接種をお勧めします。
| ●がん転移予防 | 検討中 |
| ※癌の転移の予防に、以前から慢性B型肝炎の治療に使われている薬「セロシオン」が効果があるとの、マウスの動物実験の結果を、九州大学の中川教授が発表しています。 （週刊新潮でも2016年11月にフォローしています）。 この薬は、有機ゲルマニウム製剤である商品名「セロシオン」、一般名「プロパゲルマニウム」という化合物です。 「ルルドの泉」の話を始め、ゲルマニウムの効能については諸説ある所です。 セロシオン自体は、かなり前から使用されている薬なので、安全性にはある程度の情報は集積されていると思われます。 問題は、ヒトの何の癌の転移抑制に、どういった容量で使用されるべきかについての情報に乏しいことです。 当院では、引き続きこの情報をフォローし、ある程度自由診療として取り扱いが一般化されてきましたら、ぜひ導入したいと引き続きウォッチする所存です。 ※追記 2017年1月現在での当院での見解 ①ネズミでの乳がん、消化器癌に対する抑制にしか情報が無い。 →他の部位に対しての効果が全く不明。 ②世界で人間では例がない →現時点では、クリニックでの負担は重すぎる ③九大で試験中 ＝まずは九大に問合せるべき（ヒトでの使用量も不明）。 なお、「第一人者の」九大から紹介状をもらえれば、当院でも検討します。 （服用量など情報必須）。 なお、放射性物質による免疫賦活化は、目新しいものではありません 効果の可能性はあるにしても、どの程度なのかは全く不明です。 |
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| 【般】プロパゲルマニウム 【商】セロシオンカプセル10mg |
検討中 価格未定 |
| ■新型免疫療法（分子標的治療薬） | |
| ※【商】オプジーボ（【般】ニボルマブ）<小野＞ 【商】キイトルーダ（【般】）＜メルク＞ 【商】ヤーボイ＜ブリストルマイヤーズ＞ 【商】その他アストラゼネカ、ロシュなどで開発中のがん免疫療法剤群 |
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※コメント これらの革命的抗がん剤は、転移抑制に効果有との見解も多数出ています。 御承知のように高価なため、保険では無理でしょう。 （自由診療での可能性を探る価値はあると思います。） 転移の不安のある方は、これらを自由診療で扱っているクリニックに予防的に使用できるかどうか、じっくり聞いてみる価値はあるのではないでしょうか？ ＜当院で扱う予定はありません。＞ |
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| ■低用量アスピリン療法 | |
| ※【商】バイアスピリン（【般】ニボルマブ）<バイエル＞ 【商】アスピリン腸溶錠100mg「日医工」（【般】）＜日医工＞ 【商】その他アスピリン腸溶錠100mg製剤群 |
検討中 |
※コメント 低用量のアスピリン100mgを1日1錠服用する治療法が世界的に治験中です。 御承知のようにとてつもなく古い薬であるアスピリンは安価です。 なので、自由診療での可能性を探る価値はあると思います。 転移の不安のある方は、これらを自由診療で扱っているクリニックに予防的に使用できるかどうか、じっくり聞いてみる価値はあるのではないでしょうか？ 消化管潰瘍、脳出血等のリスクと、あらゆる癌や心疾患イベントへの抑制効果とのバランスが慎重に検討されています、 ＜当院では現在、検討中です。 その場合100錠1000円～2000円程度で提供できる可能性があります。＞ |
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