薬の転売は犯罪について。

＊日本ではあらゆる薬の転売は違法です。

医薬品の販売業の許可を受けていない
一般の方がフリマアプリ等で医薬品を販売した場合、
薬機法24条1項に違反する可能性があります。
この場合、
3年以下の懲役
もしくは300万円以下の罰金に処せられ
またはこれを併科される可能性があります
（薬機法第84条9号）。

コンタクトレンズなどの
高度管理医療機器の販売についても、
同様の規制がなされています
（薬機法39条1項、84条12号）。

フリマ・オークションサイト（アプリ）で許可なく
医薬品等を販売することはできません|
全般事項（フリマ・オークションサイトについて）|東京都保健医療局

＊単なる無償での譲渡も違法です。
＊家族友人間での無償譲渡も違法です。



＊逮捕例多数あります。
＊大量転売などで医師や転売者の
　逮捕立件、有罪例は非常に多いです。

＋GLP1薬の逮捕例↓

糖尿病治療薬「リベルサス」を“違法転売”の疑い
ダイエット目的か…女2人を書類送検 買った女性も吐き気等 |
東海テレビNEWS

＋GLP1薬マンジャロが
世論にロックオン例↓

ダイエット目的で処方薬“マンジャロ”の不正転売が横行。
医師は「痩身目的で利用するべきではない」と警鐘
（週刊SPA!） - Yahoo!ニュース

ダイエット目的で処方薬“マンジャロ”の不正転売が横行。
医師は「痩身目的で利用するべきではない」と警鐘
- トピックス｜ニフティニュース

↑特に中国での転売が
マークされています。
警察が動くのも時間の問題なので
転売は絶対やめてください！

当院では、本人が消費期限
（通常1年強）以内に消費できない
量の処方はお断りしています！！



＋うがい薬での逮捕例

うがい薬転売に消費者相「医薬品の
無許可販売は違法」：朝日新聞


＊警察はあらゆる医療機関のカルテや処方歴、
　患者情報にアクセスできます。
（もちろん正当な法的手続きは必須です。
が、少しでも合理的な疑いがあれば
令状等はすぐ出ます）。

当院は警察の正当な手続き後の捜査には、
全面協力します
カルテの保存期間は5年ですが、
当院では電子カルテの為、
通常削除しません！

＋厚労省の情報提供受付けサイト↓

医薬品医療機器等法違反の疑いがある
インターネットサイトの
情報をお寄せください｜厚生労働省

＊医療機関は全ての処方情報を長期間、
　保存・保管が義務付けられています。

＊何年経っても、時効期間内であれば
警察は立件します。